少子・高齢化で深刻な労働力不足の日本。とくに、介護という「人の心と手」が肝心の福祉施設にとって「人手不足」は生き残りに関わる大きな問題です。
福祉施設が何よりも早急に対処しなければいけない人手不足対策は、職員の離職を防止する事です。労働力不足で欠員の補充が大層困難な状況の中、離職対策抜きで求人を繰り返しても「人手不足」は解消しません。
採用対策も重要課題ですが、まずは現職スタッフの定着をしっかり高めることが何よりも大切です。
福祉用具で職員に寄り添った現場環境を構築します
利用者の皆さまのため「福祉用具」は同時に、介助者のために開発されたものでもあります。「福祉用具」の積極的な導入こそ、介護職員に寄り添う職場づくり、そして何よりの「離職対策」です。現在流通している福祉用具は約15,000点。小さな問題から大きな問題まで、様々な状況に対応する福祉用具が開発されています。
福祉用具が解決する様々なこと
多くの施設が人手不足に苦慮しています。
この現状を乗り越えサバイバルに打ち勝つために、福祉用具の活用をはかり、組織的・計画的に「人手不足対策」に取り組む
ことをお勧めいたします。
福祉用具導入プログラム
Step1施設内研修
移乗具・車いす・自助具など代表的な用具をお持ちして、「福祉用具の実際」を理解していただくための全職員に向けた研修を行います。
■ 研修回数…3回
■ 費用…100,000円
※ご相談に応じて現場指導に入ります。
Step2実態調査提案
皆さまの声をお聞かせください。ご要望は何か、どこを改善したいかなど、ご一緒に検討します。
■ワンブロックの関係全職員の声をお伺いします。夜勤明けの朝方に起きる事柄などを中心にお聞きします。
■実態調査は数日行い、朝方の状況も見せていただきます。
■後日、福祉用具師が改善策をご提案します。
■ 費用…100,000円
Step3業務標準化専門職員の育成
ご契約後、現場の職員の皆さまをグループ分けし、それぞれに専任者を選定していただきます。研修は福祉用具を使用しての介護方法・用具の種類・適切な使用方法などを福祉用具師がご指導いたします。専任者の方には研修終了後にグループメンバー及び新人の指導にあたっていただきます。
■対象…全職員
■期間…施設さまの状況に合わせて基本的に週1 回3 時間。
(あかね福祉の予定に応じて専任者のシフトを組んでいただきます。)
■ 費用… 年間 約200万円( 福祉用具の購入費、現場指導費の合計)
※スタート前の福祉用具は別途